糧屋からのお知らせ 2020/08/8

カンポットぺッパー最高！カンボジア産の黒胡椒

梅雨が明け高温多湿な環境になると、

食べ物にも気を使いますね。

蒸し暑すぎて食欲減退や汗が気持ちよく出ない！

こんな時には、南方育ちの作物「胡椒」がお役に立ちます。

「胡椒」と言っても、まあ普通に使われる香辛料として良く使われていますが、胡椒の風味の中でも、有効成分であるピペリンが辛みや風味の素といわれます。これは、免疫力を高める食材としても知られてはいますが、

最近の新型コロナ感染対策の一環として、今インド政府AYUSH省（アーユルヴェーダ、ヨガなどの自然医学を管理する官庁）も免疫システムを強化する食物として胡椒を積極的に摂ることを勧めたりしているほどだ。

胡椒が免疫力を高めてくれる理由は、主に「全身の毛細血管を拡張して血流を促進する」ことが挙げられています。それが辛みの主成分「ピペリン」です。実は、胡椒の中でも産地や品種によってこの成分比が違い、辛みや風味も変わる為、最高の名産地も生じます。

とくに今回ご紹介するカンボジア産のカンポット黒胡椒は、胡椒の中でも最高級の評価を持つ、とても貴重なものです。

カンボジアの南西部の「カンポット州」は、豊富な雨に恵まれ、山と海に囲まれて霧の発生しやすい独特な気候が特徴です。さらにこの地方独特の色をしたミネラル豊富な土壌が、ほかの地方には無いとてもフルーティな風味の胡椒を育てます。その中でも最も貴重品種として育てられているのが「クメール種」の胡椒なんです。

実は、このカンポットペッパーは杉田健彦さんという日本人がカンボジアで2013年より有機栽培の胡椒農園を始められたことによって、こうして今手にすることができている貴重なものです。杉田さんはカンボジアの国の農民たちが豊かな生活基盤を持って自立できることを目指し、日本国も含めて世界品質基準の農作物に高められました。その中でも、日本人の味覚にすごく合う「塩漬け黒胡椒」を広めたいと期待を膨らませています。実が青いうちに収穫して塩漬けにします。塩はカンポット州の海塩です。塩漬けにすると、生の実が持ってる様々な成分が旨味となって表面に現れてくるという。数粒をさっと刻んで混ぜるだけで、これまでにない味わいの美味しい料理に変身します。そしてその味と香りの余韻が口腔内に何とも言えない満足感をもたらしてく