11月23日に鈴木農園の献上米の試食会
今年の新嘗祭で献上されるお米の生産者に選ばれた
八王子の小比企町の鈴木農園の主「鈴木俊雄」氏は春先に
献穀田に「ヒカリの世紀」品種を御田植しました。
一時期は真夏日の連続や日照時間の不足、度重なる台風一過!
などなど次から次へと変化の中を育ちあがりました。
今上天皇の平成最後の献上米として今秋に、その収収穫も終えて無事に献上された鈴木さんも、安堵の思いだそうです。
ヒカリ新世紀は在来種の「十国」と「コシヒカリ」を和せて出来た、稲の背丈がやや短い品種です。丈夫な体を持ったコシヒカリというところでしょうか。コシのように食味性も良く、1.2倍ほど収量も上がるという。
この鈴木さんの献上された「ヒカリ新世紀」を分けていただいて、僅かばかりながらも皆さんと一緒に、試食の会を致したいと思っています。量は僅かしかありませんが、今月の23日、24日、25日の3日間お店においでの方にお出ししています。
ちなみに23日は天皇様の新嘗祭と重なりますので、何かの縁でしょうか?
また、鈴木さんは今年の天皇家の注連縄用の稲わら(青田刈りされたもの)も任されて栽培してお納めしています。8月に青田刈りし真っ暗闇の部屋で陰干し乾燥を1カ月したものです。香しく張りがあります。
マンゲツモチという品種で糯米ですが背丈が高くしっかりしているので立派な注連縄が撚れるすがたです。じつは天皇様も皇居内で栽培もされておられるそうです。店内に飾っています。