タイコウの自信作「かつお削り節」と推奨品の「削り器」の取り扱いしています
一本釣り鰹のみを原料にすることに徹底的にこだわるタイコウは本物の味を守っている希少な生産者です。
かつて日本国において「鰹節」の食文化といえば
海で捕れたカツオを使いますが、
江戸時代の頃は鰹漁といえば100%一本釣り漁でした。
当然鰹節の原材料も同じですから、鰹のうまみ成分も
一本刷りならではの味わいです。
この味が伝統的に受け継がれてきた鰹節の本当の味の文化です。しかし、現代では鰹漁といえば網で曳く追い込み漁です。
経済的コストを考えれば当然ですが、
鰹は網の中でぶつかりあって傷つき状態が多いのです。
これを原料として鰹節を作ると、本来の鰹節のうまみ成分が得られないので満足感が足りない!
ということでタイコウの稲葉泰三さんは、江戸の頃と同じ状態の鰹を求めたのです。本物の鰹節を作りたいとの一念です。
稲葉氏はあり得ないことに着手を始めます。
鰹のたたきとして食す「一本釣り鰹」を原料にしたのです。
生で食す鰹ですから味も良いが、値段も良いです。
時には赤字覚悟で買ったこともあるという。
とにかく納得のいく素材を手に入れられるときには必ず「一本釣り」で、100%無理なときだけやむなく網漁の程度の良いものを選んで使うことで味の品質を守っています。
タイコウの鰹節は他では、まねが出来ないです。価格的にあり得ないですから…。でも時には味方することもある。釣った魚が時化で海が荒れ相場の良い港に揚げられないようなときは、近場の港で競りにかけられる。こんな時が千載一遇のチャンス!一年分を冷凍で確保する。
こうやっておかげさまで美味しい鰹節に私たちは出会っています。是非店頭で、「タイコウ」の鰹節をじっくり見てください。
ものすごくすっきりとした風味とうまみが得られます。二番出汁もしっかりと出るので経済的です。